ボードゲームはめっちゃ楽しいから一人でも多くの人に遊んで欲しいという想いを込めて
移転しました。
大学生活をボードゲームを知らずに過ごしたことを後悔している。
今まで犯した最大の過ちは何かと聞かれると、ボードゲーム(以下ボドゲ)と早く出会えなかったことを挙げたいくらい後悔している。
はてなーの皆さんは御存知かもしれませんが、以前、ヨッピーさんがボードゲームの記事を書いていました。
この記事に対して今更ながら触発されるカタチで僕のボドゲの想いを記事にしてみます!!
ボドゲの協力プレイがめっちゃくちゃ楽しい
ボドゲはめっちゃ種類があります。それぞれが敵となる場合もあれば、複数のチームに別れることもあれば、全員が1つのチームとなってゲームクリアを目指すというものもある。一人でやるゲームもある。
そして、協力するゲームであればチームの人とコミュニケーションを取らなければならない。ここがボドゲのとっても好きなところだ。
皆が勝利を目指して、一生懸命にコミュニケーションを取る。ルールも簡単なものも多く、難易度も調整できるから、初めての人でも進行(会話が)できる人がいれば問題ない。
今にも潰れそうな会社の社長に「売上目標を昨年度の倍にする!」みたいな無茶な目標を押し付けられ、社員たちが責任を極力取らないようにするブレスト会議とはワケが違います。
チームで頑張って挑戦して、それでもクリアできなかった時の悔しさ。
「おかわり!もう一回!」
と言って再度チャレンジしてリベンジした時の達成感。
チームの練度が上がり、高難易度に挑戦する高揚感。
これらを共有できるというのはとてもすごい。
相手を出し抜くゲームもまた楽しい
参加者と対立するゲームもまた楽しい。自分なりに戦略を立てて動いても、相手の動きや運要素によって、うまくいく時もあればいかない時もある。何度か一緒にプレイしていると相手の癖もわかってくるにつれて、お互いが馬鹿みたいに深い読み合いをしたりする。一部の人たちが勝手にヒートアップして破滅の道を突き進んだりしているのを見るのも楽しい。よくある領地の奪い合いなどはとても醜いものだ。僕を巻き込まないでくれ!だがそれがいい!
ボドゲはいくらあっても時間が足りない
僕が後悔しているのはここだ。今は月に1回、知り合いが集まってボドゲをしているけど全然時間が足りない。カラオケのフリータイムで朝から終わりまでお昼の時間を除いてずーっとボドゲをやっているけど足りない。ボドゲをやればやるほどやりたいゲームが増えるにもかかわらずプレイする時間がそんなに取れなくて悔しい。
だからこそ時間があった大学生の時にやっていればとつくづく思う。学食とか開いている教室を使うこともできたし、ダラダラと集まってダベるのもいいけど、ボドゲをやっていたらもっと楽しかったと思う。合宿や旅行でもトランプやUNOをやっている時間があったけどもったいない!ボドゲのほうが良いシチュエーションは沢山あった!!
ああ、なんてもったいない!!
オススメ①パンデミック:レガシーシーズン1
ここからオススメのボドゲを2つ紹介。まず、病原菌から人類を守るという協力プレイゲーム「パンデミック:レガシーシーズン1」。これは初めての方にはまったくと言っていいほどオススメできないんだけれど、このパンデミック:レガシーシーズンはやばい。これ、一度しかゲームができないんですよ。厳密に言うと1年間を12ヶ月に区切って、一ヶ月ごとにプレイをします。そしてゲームを進めていると新ルールがいきなり出てくる。その結果、過去のカードが必要なくなって「カードを破り捨てろ」という指示がでたりします。ボドゲでカードを破るとかまじかよ!
ある程度慣れた人が集まっても人類を救えるか微妙なところです。僕はまだ8月が終わった程度なんですが、すでに何度も絶望を味わいました。あの時の「あ、これ人類終わったわ」という空気感はやばい。一度きりしかプレイできなくて取り返しがつくかどうかなんてわからないし。
プレイをしていると自分たちが映画の主人公になったような気分になります。心の中ではエアロスミスのアレが常時流れている感じ。
他の方のレビューを見ると「最後の最後まで予想できない展開が待ち受けている」とのことなのでとっても楽しみです。
まずは通常版のパンデミックからやってみて、慣れたら挑戦してほしい。
ちなみに通常版のパンデミックも最初のプレイだと難易度が一番低くてもクリアは難しいです。ある程度ボードゲームに慣れていないとつまらないかもしれない。
「人類を救うのは俺たちだ。」
そんな使命感を抱ける人にはぜひプレイして欲しい。
オススメ②ミステリウム
これは面白い。幽霊(1人)と霊媒師(6人まで)に分かれる協力ゲーム。幽霊となった人が亡くなった事件の真相を霊媒師たちが突き止めるというストーリー。幽霊役は話すことができないので、持っているカードからヒントを与えていきます。幽霊が引けるカードはランダムなので、事件の真相を伝えたくても、全然良いカードがでなかったりします。それでも霊媒師となるプレイヤーに希望を託してカードを渡し、渡されたプレイヤーはそのカードを受け取りああだこうだ言いながら意図を汲み取ります。
上手く伝わった時は嬉しいし気持ちい。外したとしても「そんなんわかるわけないよ!!」とふざけ合うのもまた楽しいです。1ゲームを終えると参加者との中もちょっと良くなって「もう一回やろう!」と言いたくなる。そんな楽しいゲーム。
みんなでボドゲ沼に落ちていけ
ボドゲを一緒にやれる人がいない場合、友人や恋人から広げていくのも楽しいかもしれない。普及して沼にハメるのもまた快感。都内では「ボードゲームを楽しむ会」みたいな初心者歓迎で、一人からでも参加できるイベントもあるので、そこに足を運んで遊ぶこともできます。ボードゲームカフェでは色んなボドゲが置いてあって、一人でもグループに参加できたりもします。
さらにさらに、「ゲームマーケット」という電源をしないゲームを楽しんだり売買したりするイベントもビッグサイトで年に2回やっています。ここでしか手に入らないようなレアゲーもあるし、将来自分がボドゲを作って販売するという道もあります。余談だけど知人が作成に熱心で毎月試作品をプレイして完成度を高める会を開いたりもしています。
何百という種類があるボードゲームの世界。毎月新作がでて、自分でも作れてしまう。この沼はそこらの温泉より気持ちいいぞ~!!
さぁ、おいでよ!ボドゲの沼に!!!