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未分類なブログの跡地

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受講費100万円もするスピリチュアルのセミナーに携わった感想

移転しました。

おはようございます。

今日は祝日だし寝起きなので頭を使わない文章を書こうと思っています。

 

もう数年前になりますが、ホームページの運営の仕事をさせていただいたスピリチュアルのお仕事をされている方に、「10名くらいで受講費100万円のセミナーをやりたいから期間限定の運営スタッフとして携わってくれないか」とオファーを受けました。ホームページを作成する時にある程度勉強した時はクライアントの話していることの半分も理解できませんでした。そんな、よくわからないスピリチュアルの世界であったし、クライアントついて学べる良い機会でもあったので引き受けましたが、これがなかなか貴重な経験になりました。この体験についていつかWebで書いてもよいかと伺った時に「どんどん発信してください」と許可はいただいていたので記事にしてみます。

 

使われている言葉が特殊すぎる

講座で出てくる言葉は「オーラ」ならまだ僕でもなんとなくわかりますが、チャネリングとかハイアーセルフとかチャクラとかグラウディングとかアセンションとかインナーチャイルドとかカタカナ用語が良く出てくるんですよ。スピリチュアル(精神世界)の市場が大幅に拡大したのは「アウト・オン・ア・リム」という書籍の功績が大きいらしく、本場は西洋なんですね。それがカタカナが多い理由だとわかってもわからないものはわからない。

 

アウト・オン・ア・リム (角川文庫)

アウト・オン・ア・リム (角川文庫)

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今は古来から八百万の神を信仰していた日本に注目が集まっているとかいないとか話されていましたが、とにかく横文字が多くて理解が追いつかない。「入門のハードルクッソたけえな」と思いながら話を聞いていました。

 

形式はワークと瞑想と講義

講義の形式はこの3つに分類できました。

ワークでは「見えない偉大なる存在」からメッセージを受信したり、自分のトラウマや前世の痛みを解放したり、ペアになってお互いをヒーリングしたりしていました。

瞑想では”はてなブックマーク”でもおなじみの「マインドフルネス」に近いものです。瞑想をすることで中庸に今の自分の状態を理解することが大切だと話されていました。

講義では横文字や見慣れない言葉を用いながら「宇宙の仕組み」や「過去の世界」、「高次の世界」、「悟り」について話をしていました。そんな世界の仕組みとかを知ることが重要なのですかと愚直に尋ねてみたところ、「頭で理解しないと次のステージに進めない方が多いんです。」とお答えいただきました。なるほど。

 

スピリチュアルな講義が目指したステージ

色々な事を伝えていらっしゃいましたが、僕なりに解釈すると講義の目的は参加者全員が真っ直ぐ生きる習慣を身につけるというものでした。人はトラウマとか劣等感があるとそこに意識が向けられてしまって、ひっかかりながら生きてしまう部分があると思います。「後ろを見ながら歩いているようなもの」と例えられていましたが、まずそういった負の執着や培ってきた偏見から脱して、自分を受け入れて、今に意識を向けさせることが大切なんだそうです。

 

認定NPO法人フローレンス駒崎弘樹さんも過去にサイボウズの青野慶久社長との対談でされていた「ヘッドギア」の表現をされていましたが、それに近いものだと思います。

ええ。そんなことから、これは働き方を変えなきゃ、と思っていた時に、お世話になっている経営者の勧めで、わざわざ米国まで行ってルー・タイスというコーチングの神様と呼ばれている人の研修を受けたんです。そこで自分がヘッドギアをはめていることに気づいた。「ベンチャー経営者は忙しくなくてはいけない」という思い込みのヘッドギアですね。

 

残業にエクスタシーを感じる仕事人間が、どうしてイクメンになれたのか?──認定NPO法人フローレンス駒崎代表×サイボウズ青野社長 | サイボウズ式

 

講義では過去の傷を癒やすというヒーリングをする時にただ音楽鳴らして目を閉じているだけなのに泣きだした人が何人かいたのにはとても驚きました。僕自身の考えとして「自分を受け入れることはどんな勉強をするよりも大切なこと」だと思っているので、そのセミナー中に自分と向き合い、受け入れることができるなら、良いんじゃないかなぁと感じました。

 

実践とフォロー

月に2回開催の半年近い長期講座です。初期の講座では理論展開や精神的なケアを行ったいましたが、以降の講義はフィードバックが中心となっていました。前回の講義を受けてから「何を考えどう行動したか」、「何が思考でひっかかったか」、「どんな気付きがあったか」を参加者全員に述べさせて、先生や参加者がディスカッションをしたりします。やはりコーチングっぽいですね。

コーチング(coaching)とは、人材開発の技法の1つ。対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術であるとされる。相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法である。理論体系はないため、対話手法も含め、既存の心理学カウンセリングの理論・技法を借用して構成される。内容は事業者によって異なる。

コーチング - Wikipedia

 

参加者の変化

大きな会社の社長さんからフリーターの方まで様々な参加者がいらっしゃいましたが、やはり100万円払っているだけあって、真剣に取り組んでいました。毎月の取り組みの発表を聞く度に「すごい変わった」と思える人もいれば「あんまり変わってないかも」と思うような人もいましたが全体的には意識高い系ではなく意識高い人の集まりみたいになっていました。すごい体験が起きた!と喜んでいた人もいましたが、そりゃ、講座に100万円払う覚悟をもった人が毎日必死に前を向いて生きていれば凄いことが起きても不思議ではないと納得できるものがありました。

 

100万円の長期セミナーを開催した理由

伝える内容が一緒でも安い料金にしてしまうと、理論とかで満足してしまって本気で取り組み習慣化してくれる人がごく一部しかいないことに気づいてしまったそうです。ガチで取り組んで今に至っている先生からすると、むず痒いものがある。なのでガチの人を相手にこちらも100%以上の姿勢で向き合いたくてセミナーを開催したとお話されていました。「1人の受講者でも開催する」と熱を入れて語る姿から本気度は伺えました。

 

ぶっちゃけた感想

サービスとして非常に良いものだと思いました。半年近くしっかりとコーチングしてくれるとすると相場でいうと50万円~150万円になると思います。そう比較すると料金も高すぎとは言いにくいです。みなさんは真剣に取り組んでいましたし、それぞれに大きな気付きや体験があったようなので、セミナー中に得られた結果をみても良かったと思います。よくわからない高次の存在のメッセージを受け取る技術の習得だけで何十万とか、そういうのをイメージしていたので良い意味で裏切られました。もちろんそういうセミナーもたくさんあるんでしょうが。

“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?”もし今日が人生最後の日なら、今日やろうとしていることは、本当に自分がやりたいことだろうか?

とはスティーブ・ジョブスの言葉だそうですが、結局のところ、健康な精神と肉体、そして日々を全力で生きることが大切と、どの自己啓発本にも、どの精神世界本にも書いているようなことを愚直に行うことの凄さを間近で観ることができました。

 

心を扱う世界に触れる際は瞑想をしよう

スピリチュアルにかぎらず、自己啓発やNLP、心理学などの勉強も含めて触れるには注意が必要だと思います。例えば、充実した日々を過ごすのを目的として触れたにも関わらず、勉強するのが目的になって道をそれたりすることもありえます。それが楽しくて人生が充実しているなら、それはそれで良いとは思いますが。外に出て勉強すると、「もっと勉強しなきゃだめだよ!」など周りに煽られることもあるそうなので、瞑想をして自分の状態をぶれないように保ちながら接すると良いと思います。自分の行動を惰性で決断せず、日々考えることが大切ですね。

 

以上、感想でした。