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プロブロガーは小学生にだって手を抜かない

移転しました。

午後3時。東京は晴れていてとても気持ちが良かった。公園にフリスビーをもって颯爽に現れたカップル。イケメンのほうが僕だ。「おっフリスビーじゃん!」生意気そうに言うのは小学生メンズ二人組。自称プロブロガーの僕はキッズの思考なんて簡単に読める。こういう時はフリスビーをやりたいに決まっている。「一緒にやろうぜ!」とジャイアンのような広い心で声をかけると笑顔で乗ってきた。怪しい人物への注意喚起が足りてない。

 

2:2に分かれてフリスビーを投げ合う。4年生と5年生のコンビは年上のほうが調子をこいてフリスビーを取りまくっている。5年生のほうが年上らしいところを見せたいのだろう。かわいいじゃないか。お互い楽しそうにしているしそれでいいんだろう。

 

フリスビーを投げ合うのにも飽きてきたので勝負を申し込む。まずは5回連続でフリスビーを取れたほうが勝ちというものだ。やばい。キッズが本気で投げてきて取らせないようにしてくる。しかも低めを狙ってくる。なんて卑しい。俺は球技で日本代表の経験もあるスーパースポーツマン兼プロブロガーだから本気で投げるとキッズに怪我をさせて問題になってしまうではないか。ファ●ク! 悔しいが社会人としての責任は全うせねばならない。結果、小学生という立場を利用され勝負は負けた。悔しい。全力を出せない勝負はダメだ。

 

続いて合計3回先にキャッチミスしたほうが負けという勝負を挑んだ。プロブロガーの表現力を持ってしても、ルールを伝えるに2分かかった。なぜだ。コミュニケーションというのは難しい。キャッチをするならいくらでもガチになれる。しかも今までのやりとりでキッドたちが苦手な軌跡は研究済だ。やや高めに投げてカーブをさせると微妙に追いつける感じになって手は触れるが落とすのだ。相手への精神攻撃も忘れない。華麗にキャッチしたら決めポーズ。落としたら両手を上げて吠える。これをすると「大人げない!!」とわけのわからないことを言ってくる。五月蝿い。プロブロガーの世界に子どもも大人もないのだ。JDだってブログで20万円稼ぐ時代だ。結果は3:1。圧勝だった。プロブロガーは熱意のある体験をもとに熱意のこもった文章を書きながらPDCAするんだよ。先月のブログの収益は0円だ。舐めんな。

 

勝負のあとは軽く投げあって終わった。「俺らあと1時間30分は時間あるよ!」と続けることを希望していたがこれ以上動くと筋肉痛になりそうなので辞退した。「ブランコで遊ぼうぜ!」と言って背中を向けるキッズたちに「ばいばい!」と言ってお別れを告げるとキッズたちはブランコに向かいながら手を掲げていた。ちなみに最後に本気で投げてとリクエストされたのでGoogleで投げ方を調べてから本気でやったが簡単に取られたのでむかついた。(所要時間21分)