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改正ストーカー規制法は自分のアカウントに向けてのメッセージでなければ警察は動きにくい

移転しました。

こんにちは。hachi (@rollhachi) です。

ストーカー規制法が1月3日に改正されて、罰則の強化や対象が拡大されました。

 

 SNSやブログへの執拗な書き込みなど、インターネット上でのつきまといを新たに規制対象とした「改正ストーカー規制法」が、3日、施行されました。ストーカー行為の懲役刑の上限の引き上げなど罰則も強化されました。

 また、規制対象の行為をした加害者に対して、警察による事前の警告がなくても禁止命令が出せるようになる禁止命令制度の見直しについては、6月14日に施行されます。(03日11:09)

改正ストーカー規制法 施行(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

 

 

過去の私の相談例

実は一度、恋人がネット上でつきまとわれたことがあります。

誹謗中傷もしつこくあったのですが、
幸せな生活を壊してあげる

など、身の危険を感じることを匿名の掲示板に書かれていました。

 

日々の中傷でもキツかったのですが、流石に怖くなったので書き込みなどをすべて印刷して警察に相談したところ
現状では対応ができないと伝えられました。

 

誰が発信したか特定しにくいことと、明確な犯行予告でないことがその理由でした。

 

 

今回の改正でどこまで適応されるのか

改正にあたり、警視庁生活安全総務課のストーカー対策室に電話で問い合わせたところ、以下のような回答をいただけました。

 

・SNSのアカウントにつきまとったり、メッセージを執拗に送ったりすること

・SNSはTwitterやフェイスブック、マイスペース、コメント欄などを想定している

 
ブログサービスのトラックバックついてどうなのかと質問に対しては、「該当する場合があるが、改正されたばかりというのもあり、実際に具体的に相談をしてもらわないと判断しにくい」とお話されました。

さらに続けて、

匿名掲示板への書き込みは今回の改正の範囲ではないため、全く同じ件で相談されても対応ができないかもしれません。

とも言わましたが、悪質な書き込みがあった場合はすぐに相談してくださいと、真摯に向き合っていただける体制なようです。

 

何かあればすぐに警察に連絡を

個人で「大丈夫」、「大丈夫」ではないという判断を調べて行っても不安が解消されることはほとんどないと思います。
以前の相談では解決にはいたりませんでしたが、警察の方には親身になって対処案を考えていただけました。

頼れる存在がいることを実感することはそれだけでも力強いです。
なので、何か不安になったり、気になることがあったらすぐに警察に連絡をするのが良いと思います。
警視庁のホームページによると、実際に警察に対応いただけた場合、殆どの人がストーカー行為を辞めているそうです。

 

警告実施後、ほとんどの者がその後の行為をやめていますが警告後の行為者の動向については、定期的に被害者等との連絡を行うことにより、適切な対応に努めることとしています。

ストーカー規制法 警視庁

 

僕達が親身に対応していただけたように、どのような状況でもとにかく相談してくださいというのが警察のスタンスです。

 

ストーカー被害にあっている方ヘ
ストーカー行為の被害に不安を覚えたら迷わず警察に相談して下さい。あなたにとって最善の解決方法をみつけます。
被害がより深刻になる前に最寄りの警察署又は警視庁総合相談センターにご相談ください

ストーカー規制法 警視庁

 

迷うこと、不安になることがあれば「ストーカー対策室」に連絡を。
事件、事故があれば「110番」に通報をしましょう。

相談するだけなら時間以外失うものはほとんどありません。
厳しい言い方をすると、解決への対応をしていただけことは難しいことが多いかもしれません。
それでも、身近に警察の理解者がいることは精神的にまったく違うので、何かあったら連絡することを検討してください。

 

生活安全総務課 ストーカー対策室
電話:03-3581-4321(警視庁代表)

ストーカー規制法 警視庁

 

それでは、また。