「君の名は」でアニメに興味を持った高校生に3作品のアニメを勧めてボーグ脳にさせるには
移転しました。
こんにちは。僕です。
昨日は非公認の「カブトボーグ祭」が開催されて大盛り上がりだったようで、その祭りの開催を知らなかったことに落ち込みましたが、会場のレベルの高さに行かなくてよかったという安堵もありました。
人造昆虫カブトボーグVxV絶叫上映の需要は物凄く高いということが名実ともに判明したと思うので、今後とも何卒宜しくお願い致します。100人が24分間(一期)セリフ完コピ可能って、他にあまり例がないと思います。でもボーガーなら余裕ですよね!!! #カブトボーグ祭
— 鮑 (@shiratamas) 2016年10月5日
ボーグバトルを実際にやっている動画が流れていて「リュウセイさんはやっぱり凄かったんだ!!!」と思わず声に出してしまうほどでした。
毎日の素振りの大切さがよく分かる動画はこちら。
チャージ3回!フリーエントリー!ノーオプションバトル!!#カブトボーグ祭 pic.twitter.com/T9wpdjnxAT
— ドリフェスを見て欲しいオバレマネ (@netatsunamayo) 2016年10月5日
後ろでチラチラ映ってるビッグバン総帥の存在感やばい。
「君の名は」ですら完敗だったと一部で囁かれる「カブトボーグ」。その作品の偉大さを今になって語ることはおこがましいですが、この作品をアニメに興味をもったばかりの高校生にいきなり見せても純度が高すぎて拒絶されてしまうのは明らかである。カブトボーグを知らない方のために作品の特徴を引用いたします。
- 「毎週が最終回」のようなストーリー。それは第1話を見た視聴者が最終回かと思ったほどの急展開。
- 重要な登場人物が死亡するが、次週に何も説明が無いまま普通に出てくる。
- ヒロインが毎週変わる。
- 世界が滅亡する。しかし視聴者に何も説明しないまま次週に無かったかのように扱われる。
- アニメ作品なのに隙あらば視聴者を騙そうとしてくる。
- 話のクライマックスで「次週へつづく」的な終わり方をしたのに次週に全く関係の無い話になる。
- 今まで視聴者の見たこともないシーンが回想シーンとして頻繁に登場する。
- 番組の始めに解説する『前回までのあらすじ』が視聴者の記憶に全く無い。
- ストーリーの結末を「次回予告」の中だけで片付ける。
- 全身シルエットの意味深な謎の男が突如登場するが、2度と登場せず本当に謎の男だった。
- 現実では絶対に起きないことを大真面目にストーリーに反映させる。(例:おもちゃを養殖で繁殖させる)
- 視聴者にヒロインだと思わせた可愛い女の子が、実は主人公の父親の変装で視聴者に衝撃を与えた。
- 視聴者に何も説明の無いままに、いつの間にか世界が崩壊していた事が少なくとも2回以上ある。
- おもちゃ「カブトボーグ」の販売促進アニメなのに、「カブトボーグ」についてルール等の解説が一切無い。
- 主人公が犯罪行為を頻繁に犯す。
- 視聴者が全く知らないキャラクターが第1話から存在していた事になる。(回想シーンが捏造される。)
- 玩具「カブトボーグ」の宣伝アニメなのに、カブトボーグで人が死んだり、戦争、テロの道具に使ったりする。
人造昆虫カブトボーグ V×Vとは (ジンゾウコンチュウカブトボーグビクトリーバイビクトリーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
やはり一味違います。そこで今回は「君の名は」を観てアニメに興味を持った男子高校生に対し、選抜したアニメ3作品を経由してカブトボーグ落ちさせるにはどのチョイスが良いか考えてみました。
ターゲットの設定
とりあえず適当にターゲットの設定を行います。
・天野川仁政(仮名)
・高校2年生
・男性
・埼玉県の偏差値57の高校に電車で20分、徒歩15分で通う。
・中学校はサッカー部に所属していたが高校では帰宅部。
・学校内での学力は上位2割に位置している。
・父親は年収400万円。母親はパートで90万円。
・おこづかいは月5000円。
・夏休み前に中学校の頃に同級生だった女子と付き合いはじめ「君の名は」を観たことでアニメに興味を持った。
・小学生まではジャンプを読んでいたが、中学生になった際にアニメとともに卒業。
・ニコニコ動画は話題になったものを観る程度。
・iPhone6を使用し、モンストとパズドラを長くプレイしている。
・Twitterがメインだが彼女とはLINE。Instagramは見てコメントするのがメイン。
・口癖は「やっぱり」
こんな感じでどうでしょうか。3作品の洗脳プログラムでボーグ脳にするのはかなり難しそうです。
初手:はたらく魔王さま!
質に定評のある「はたらく魔王さま!」。ギャグ要素が強く、次のステップに進めそうなのはこれしか思いつきません。ターゲットに対してのアニメ入門としては「あの花」が一番だと思うんですが、3作品しかカブトボーグの前に用意できないとなると、1手目を置きに行くことができないんですよね。「はたらく魔王さま!」はギャグもシリアスもあるからきっと大丈夫! そう信じてこの作品を送り出したい。ちなみに僕はちーちゃん推しです。
2手目:フルメタル・パニック
もう攻めていくしかないです。絵柄の古さを受け入れるようにしないとカブトボーグはきっと耐えられません。「フルメタル・パニック」はストーリーもあり、魔王さまと違った笑いがあるのでこれに賭けたい。ふもっふの伝説のラガーマン回までたどり着ければ勝利したようなものですが、1作品のみとしたいので「ふもっふ」は見せないことにします。
3手目:男子高校生の日常
「男子高校生の日常」は一般人向けっぽいけれど、アニメをほとんど知らない人からするとかなり癖のある作品だと思う。だからこそ3手目。「ギャグ漫画日和」も推したいところですが話が短く洗脳の時間が足りないのでボリュームの厚いこちらをチョイス。絵柄も癖があるのでいい素地が出来上がるのではないでしょうか。
そしてカブトボーグへ
無理無理!!
「君の名は」から入ったことを考えなくても、かなり急な3ステップを飛んで貰う形になりました。我ながら生存率10%もないと思ってますよ。正直、1手目を考えてる時にこれは無理だと思いましたよ。頭がいい人は企画を見た時点で無理だとわかるものなんでしょう。ミルキーホームズとかギャラクシーエンジェルのほうがまだ楽だったかもしれません。でもいいんです。僕は頑張りました。今まで見たアニメをほぼおさらいして構成を考えました。そうした自分を褒めたい。今はそんな気持ちです。カブトボーグ10周年おめでとうございます。
2016/10/07追記
なんとフルメタル・パニックがニコニコで一挙放送するそうです。タイムリーでビビった。
それでは、また!