ブログはプロ読者を相手にしている:無職コンサルが教えてくれたこと
移転しました。
みなさんは「無職コンサル」をご存知ですか?
無職の方がコンサルタントを名乗って勝手に人のブログをコンサルするということをされている天才です。Twitterでは何度か言及したのですが、もう「無職コンサル」という発想が好きすぎて、関連ブログを読んだりしていたんですよ。
やばい。おもしろすぎる。
羨ましい。無職コンサルとか才能あふれる響き。僕も勝手にコンサルして欲しい。 / 他12コメント https://t.co/AeqIaYAftv “頼んでもないのに私のブログが勝手にコンサルされていた話 - ココッチィ” https://t.co/Dk3om1MMeh
— hachi (@rollhachi) 2016年10月9日
こんな風に、僕も「勝手にコンサルタントされたいなぁ」と呟いたりしていたんですが、待っているだけじゃしてくれないのは分かってるので「無職コンサル」のうさぎたんの「無職が教える無料のブログコンサルについて 」の記事に直接アプローチをしました。
かなり適当な依頼になっていますが、応えてくれたら嬉しいと、クリスマスプレゼントを待つ子どもの気分で時を過ごしていたところ、なんと、その日のうちにコンサルをしていただけました! ありがとうございます!!
どうです? 羨ましいでしょう! 今は他の依頼も入ってきているようなので申し込んでもしてくれないかもしれませんね! やったぁ!
僕はブログやページを分析することも仕事の一つにしていますが、他人に分析してもらうということは今までありませんでした。だからこそ、こうして分析してもらうことで得られる知見はたくさんあるだろうと思い依頼をさせていただきました。もちろん、碇シンジくんみたいに「僕をみてほしかった」という承認欲求もありましたけどね!!
実際にやっていただいて驚いたのは、ブログを開設した初期に書いた記事にも言及をされていたということ。「言及されていてる=記事に目を通している」ではありませんが、「文鳥関係の過去の記事以外は読みにくい仕様にしている」ので、そこまでしてコンサルをしてくれたことが嬉しかったです。
内容は細かい部分もありましたが、無職コンサルの方が徹底的に拘っていらっしゃったのが「読者目線」です。「僕はこう思う」という1人の「うさぎたん」というペルソナを元に分析をしてくれます。
ペルソナ・マーケティングとは、ターゲット像を明確化した、ペルソナと呼ばれる架空の個人情報を持つユーザーを設定し、そのペルソナが満足する製品やサービスを設計するマーケティング手法のこと。
Persona Marketing、ペルソナ戦略。ペルソナを設定することによって、担当者間の共通認識が形成され、ターゲットを明確にすることが可能となる。
また、広く浅いターゲットに受け入れられる製品やサービスではなく、ペルソナに「刺さる」製品やサービスを設計することで、ブレイクスルーが生み出される可能性もある。ペルソナは直訳すると仮面、人格といった意味だが、マーケティングにおいては、企業が提供する製品やサービスのターゲットのうち、最も重要で象徴的な顧客モデルのことを指す。
一般論ではなく、「うさぎたんの目線」でやっていただける機会なんてそうありません。この時代だからこそ独断と偏見という視点は本当にありがたいです。話を戻しますが、「うさぎたん」という読者から見た場合に、改善点というのが多々上げられています。
仕事モードにならずに適当に書こうと始めたこのブログですが、せっかく時間をかけて記事を書いているし、読者さんも増えてきたので良質なものを提供していきたい。なのでベクトルの修正も必要かと思っていた時にコンサルしていただけて、とても参考になりました。具体的にはプロフィールはあったほうが良いんじゃないかという提案は今週中に取り組みたい案件になりました。
無職コンサルが教えてくれた究極の要素:読者=プロ
記事を読んで僕が最も感じたのは「読者はプロ」だということです。何のプロかというと読み手のプロなんですよね。今までたくさんのブログが様々な人の手によって生み出されて来ました。面白くないものもあれば、面白いものもあります。面白いとは違い、心を打つものもあります。単に勉強になったり参考になる記事もあります。日経とかそういうレベルの記事も良くシェアされています。そういった尖った記事が日々ユーザーによって取捨選択され、「はてなブックマーク」に掲載されています。
だから、そういう世界にいる僕たちはきっと、無意識のうちに一瞬で書かれた文章がどのようなものか判断をしてしまっているのでしょう。適当に書いた文章はすぐにバレます。ブログに「おもてなし」要素がなければ距離感が遠くなります。読者さんもそういう選別を行って、スターをつけたり、コメントをつけたり、ブックマークしているのだと思います。
「PVを上げたいなら、そういうことをわかった上で運営をしていますか?」
無職コンサルの「うさぎたん」はこれとは違う別の表現で僕に伝えてくれました。
やはり、PVが多く集めている人は、色んな所でこだわっています。 記事の構成の仕方から改行のポイントなど色々参考になることは多いのでどんどんパクってください。 ただし、文面や画像、タイトルなど全く同じにするのはよくないので注意してくださいね! Webクリエイターが無職にコンサル依頼してきたぞ! - 30歳からの敗者復活戦
SEO対策はとても簡単で特定の分野を掘り下げていけば、そういった配慮がなくてもある程度アクセスを集めることが可能です。ただ、人の心を掴むというのは全く別の行為でブログや文章に想いをこめ、熱をいれていく必要があります。そしてそれは手法ではなく取り組む姿勢が強く影響するのでしょう。
そんなとても大切な基本を僕に改めて教えてくれた「うさぎたん」に、あらためて感謝を述べさせていただきます。ありがとうございました。とりあえず今後は心の中でファイティングポーズを取りながら記事を書いて行こうと思います。
それでは、またお会いしましょう。
自分のブログについて何か書いてくれるっていうのはとても嬉しいことですね。しかもアドバイスもしてくれるなんて。
— hachi (@rollhachi) 2016年10月9日